- 15インチホイールのメリットとデメリットは?
- ジムニー用の15インチホイールを検討している
この記事は、ジムニー向けおすすめホイールについて上記のような疑問を持っている人に向けて書きました。
弊社はジムニーのカスタムパーツを販売している会社で、インチ数については多くの相談を受けてきました。
この記事を読むことで、15インチのメリット・デメリットやおすすめホイールまでがすっきりわかりますよ。
ジムニーシエラの純正タイヤサイズとホイールサイズ
まずは、ジムニーシエラの純正タイヤとホイールのサイズを解説します。
純正サイズの把握はカスタムを進める上でとても重要。
タイヤとホイール選びを間違えて思わぬトラブルを避けるためにも、しっかり覚えておきましょう。
ジムニーシエラの純正タイヤサイズ
ジムニーシエラの純正タイヤサイズは195/80R15です。
タイヤ幅を変更する場合は純正タイヤと同じ外径の、185/80R15や205/70R15等のサイズであれば車検なども問題ないでしょう。
ジムニーシエラの純正ホイールサイズ
ジムニーシエラの純正ホイールサイズは、リム径が15インチの設定でリム幅は5.5J、インセットは5㎜です。
穴数は5穴、P.C.D(ホイールピッチ)は139.7㎜となっています。
ジムニー15インチホイールのメリット・デメリット
ジムニーシエラの社外ホイールは、多くのメーカーから発売されています。
ラインナップの中心は15インチから18インチ、5.5Jから6J、インセットは20㎜以下が一般的です。
中でも15インチホイールには様々なデザインが存在し、純正ホイールから履き替えるだけで印象は大きく変わります。
車のイメージが変わるホイール交換ですが、履き替えによるメリットとデメリットはご存じでしょうか?
ここでは、15インチホイールとインチアップした場合のメリットとデメリットを解説します。
メリット1:乗り心地が良い
インチアップと比較した場合、扁平率が高く、その分タイヤ内の空気も多いです。
またゴム部分が多いのでクッション性があり、路面からの衝撃を和らげる効果が高く、乗り心地が良いです。
メリット2:燃費が良い
インチアップするとホイールが大径化し一般的に重量が増加するため、ジムニーの燃費が悪い原因になります。
またインチアップに伴いタイヤ幅も大きくなります。
つまりタイヤの接地面積が広いため転がり抵抗も増え、燃費悪化につながるということです。
純正サイズはインチアップよりも燃費が良いと言えます。
メリット3:維持費が安くなる
インチアップすると、タイヤのサイズが大きくなります。
タイヤは大きさに比例して高くなるため、純正サイズよりもジムニーの維持費が割高となってしまいます。
特にスタッドレスタイヤは高価なため、純正サイズでコストを下げるのが一般的です。
デメリット1:ホイールがあまり目立たない
15インチでもスタイリッシュなホイールは多いのですが、足回りの存在感という点ではインチアップに一歩及ばないと言えます。
デメリット2:コーナリング性能の低下
あくまでインチアップと比べてですが、タイヤの扁平率が高いためタイヤがたわみやすく、コーナリング性能が低下します。
デメリット3:グリップ性能の低下
タイヤの接地面積がインチアップと比較すると少ないため、グリップ性能が低下してしまいます。
ジムニー/ジムニーシエラの15インチホイールおすすめ10選
シンプルなモデルや、スタイリッシュさを売りにしているモデル、お洒落なスチールホイールなど、様々な視点からホイールを選びました。
ホイール選びの参考になれば幸いです。
おすすめ1:JIMLINE-TYPE2/キャンアソシエイツ
出典:株式会社キャン・アソシエイツ | JIMLINE-TYPE2
JIMLINE-TYPE2は、キャンアソシエイツから販売されているホイールです。
デザインは丸い穴が開けられたシンプルなものになっているので、複雑なデザインが苦手な方にオススメです。
カラーも落ち着いた雰囲気のポリッシュで、ジムニーシエラとの相性もピッタリです。
おすすめ2:WILDBOAR X/アピオ
出典:アルミホイール WILDBOAR X 15インチ(シエラ用) | パーツ【マフラー】 | APIO アピオ ジムニー専門店
WILDBOAR Xは、ジムニー専門店のアピオから販売されているホイールです。
深リムのようなデザインがスポーティさと、力強さを演出しています。
カラーはレイドブラック(艶あり)とガンブラック(艶なし)となっており、重厚感によって足回りを引き立てます。
おすすめ3:PREMIX GRAVAS-Jr/レアマイスター
出典:LEHRMEISTER | ホイールオンラインカタログ
PREMIX GRAVAS-Jrは、レアマイスターから販売されている、大胆なデザインが特徴的なホイールです。
PREMIX GRAVAS-Jrは、ジムニーとジムニーシエラ専用ホイールで、スポークに頂点を持たせながら落とし込む立体的なデザインを採用している所が大きな特徴です。
足元を引き立たせるには、ピッタリのホイールです。
おすすめ4:WILDBOAR SR/アピオ
WILDBOAR SRは、アピオから販売されているディッシュホイールです。
最大の特徴は、スチールホイールのようなレトロデザインを採用しているのがポイント。
カラーは、シックなアイアンブラックとお洒落なコットンホワイト、新色のアイアングレーの3色で、ジムニーシエラに違和感なく馴染むデザインとなっています。
おすすめ5:GRANVERD SV/タンエイシャ
出典:GRANVERD SV(グランヴァード・エスブイ) TAN-EI-SYA WHEEL SUPPLY
GRANVERD SVはホイールをメインに扱うタンエイシャから販売されているホイールです。
スポークがリムに覆いかぶさるようなデザインにより、実際よりもリム径が大きく見えるのが特徴となっています。
スッキリとした印象で、ジムニーシエラの足回りを演出します。
おすすめ6:KEELER TACTICS/ウェッズ
出典:weds CO., LTD.(株式会社ウェッズ)|アルミホイール
KEELER TACTICSは、ウェッズから販売されている無骨なデザインが特徴的なホイールです。
強固なH鋼のようなスポークからは、力強さと無骨さを印象付けられます。
カラーは、ハイパーシルバーとグロスブラックで、走行場面を問わないデザインが魅力です。
おすすめ7:MUD VANCE 05/ウェッズ
出典:weds CO., LTD.(株式会社ウェッズ)|アルミホイール
MUD VANCE 05は、ウェッズから販売されているスタイリッシュなスポークの造形が立体的デザインのホイールです。
ブラックポリッシュのカラーがお洒落で、凝ったデザインのためジムニーでの街乗りにピッタリなホイールでしょう。
おすすめ8:PREMIX EstEla/レアマイスター
出典:LEHRMEISTER | ホイールオンラインカタログ
PREMIX EstEla は、レアマイスターから販売されている5本スポークがゴツゴツした印象のホイールです。
リムのポリッシュが、さりげなく洗練されたイメージを演出してくれます。
おすすめ9:DEAN COLORADO/クリムソン
DEAN COLORADOは、クリムソンから販売されるニューレトロスタイルをコンセプトとしたホイールです。
デッシュタイプにピアスボルトがデザインされています。
また、ホイールナット部やセンターハブ部にカバーを付けることができるのも特徴です。
他の人と違うホイールを探している方には、魅力です。
おすすめ10:DAYTONA SS/エムエルジェイ
DAYTONA SSは、エムエルジェイから販売されるスチール製2ピースホイールです。
ジムニーシエラ用はブラックのみですが、リム部にブルーとレッドのラインが入っており、スチールホイールですが、お洒落に足元を演出します。
ジムニー/ジムニーシエラで15インチホイールを選ぶ際の注意点
ドレスアップやカスタムに欠かせないホイール交換ですが、いくつか注意点があります。
ポイントを押さえて、しっかりとホイールを選びましょう。
ホイール強度の確認
ホイールにはJWLやJWL-Tの基準適合やVIAの品質検査適合があります。
これらの適合認定がないと、ホイールに必要な強度が不足しているだけではなく、基本的には車検を通すことができません。
ホイールは安全に直結する重要なパーツなので、しっかりとした確認が必要です。
タイヤサイズの確認
純正と同じ15インチホイールでも、様々なサイズのタイヤやホイールが存在します。
ホイールのデザインを優先して、純正タイヤよりも極端に大きすぎる、または小さすぎるタイヤはスピードメーターの誤差が大きくなり、車検も不合格となります。
タイヤショップやジムニーのカスタムに詳しいショップに相談をおすすめします。
ジムニーシエラが15インチなのはなぜ?
ジムニーシエラが15インチなのは、その歴史が背景にあります。
ジムニーは元々、第二次世界大戦の軍用Jeepと同じタイヤでした。
ラジアルタイヤが発売される前のタイヤ構造である、6.00-16のゲタ山タイヤで、ホイールは三菱Jeep用の流用であるトピー製です。
ジムニーは基本軽自動車であるのに加え、排気量360cc-550cc-660ccと軽自動車規格の緩和と共に進化してきたので、16インチの細身、大口径=軽いが基本。
一方でジムニーシエラは輸出用ジムニーが元になっています。
ジムニーを輸出するにあたって海外市場も考慮している為、オーバーフェンダーを付けて太いタイヤを履かせる際、サイズ的に大型の乗用車やバンに使われる15インチタイヤがちょうど良かったのです。
15インチホイールでジムニーカスタムを楽しもう!
15インチホイールでも十分に、カスタムやドレスアップを楽しむ事ができます。
確かにインチアップは魅力的ですが、限られた予算の中では15インチホイールも選択肢の1つになります。
メリットとデメリットを理解し、予算の中で理想のスタイルに近づけるのも、カスタムの楽しみの1つでしょう。
軽自動車のジムニーが16インチで、
普通車のジムニーシエラが15インチなのは、、なぜ?— REN (@penta_k3) February 5, 2019