新型ジムニーJB64を所有して1年が過ぎました。
今回は、実際に新型ジムニーを所有して、1年間でかかった維持費を具体的に暴露していきたいと思います。
大切なお金のことなので、購入前に知りたいっていう人がいるのではないでしょうか。
やはり、時代はジムニーか…
大型バイク買わなきゃ余裕で買えるし、維持費も安い— ロト (@Rotks) August 16, 2022
まずは、住んでいる地域や状況によっても維持費というのは大きく変わってきますので、今回は下記のケースを参考にしていただければと思います。
- 新型ジムニーJB64グレードXLのAT車
- 新車購入から一年間で計算したので車検代は含みません
- ゴールド免許を所有
- 家族四人のファミリーカーとして所有している
- 地方都市の月極駐車場を契約
- 1ヶ月に約800km走行
ジムニーの年間維持費を公開
ジムニーを一年間乗ってかかった維持費は、ズバリ、231,420円でした!
改めて計算してみましたが、軽自動車ではあるとはいえ、維持費というのは、けっこうかかってきますね。
それでは、詳しい内訳を書いていきましょう。
ガソリン代
一年間ジムニーを乗ってかかったガソリン代は、115,000円となりました。
12で割ると、1ヶ月あたりで約9,583円になります。
ジムニーの型やグレードにより燃費や排気量も異なります。
冒頭で挙げた通り、私が購入したのは新型ジムニーJB64ターボエンジン搭載の4WD。
2018年式の新型ジムニーは排気量は660cc、燃費に関してはカタログでは、AT車で13.2km/Lとなっています。
実燃費は、平均燃費は、10.0km/Lでして、ガソリンの種類は、レギュラーとなります。
そして最近は、ガソリン代が高いので1Lを150円で計算しました。
車の使用頻度ですが、平日は5km走行し、月に2回程度は仕事で200kmの長距離運転と休日は家族で外出するのに30kmくらい走行しています。(月に800km)
トータル年間で、約10.000km走行したことになります。
自動車税
自動車を所有した場合、一年に一度、毎年4月に自動車税というものを支払わなければなりません。
軽自動車であるジムニーが支払う軽自動車税は、10,800円となります。
また2019年10月1日以降、自動車の排気量等に応じて毎年かかる自動車税は「自動車税(種別割)」に、軽自動車税は「軽自動車税(種別割)」に名称が変更されます。
このほか、2019年10月1日以降、自動車税が大きく変更されています。
またジムニーシエラの場合ですと、排気量が1500ccとなりますので、一年間にかかる自動車税は、30,500円となります。
メンテナンス費用

一年間でかかったメンテナンス費用は、15,000円程でした。
メンテナンス費用についてですが、新車から一年ということもあり、エンジンがかからないなどの故障や不具合は特にはありませんでした。
そのため、かかった費用の内訳は、以下の通りです。
- エンジンオイル交換が2回
- オイルフィルターの交換が1回
- 新車1年後の点検費用
オイル交換などに関しては、車を購入したディーラーさんなどでは、メンテナンスパックというのもあります。
このメンテナンスパックに加入すると、半年ごとに車を点検してくれて、そのタイミングでオイル交換などもしてくれます。
業者ごとでサービス内容や価格は変わってくると思いますので、お願いする前にはよく確認することをおすすめします。
ちなみに私は、比較的簡単なメンテナンスであるオイル交換やフィルター交換は自分で済ませています。
エンジンオイルに関しては、種類によって価格の差があるので、安く済ませようと思えば節約することができます。
ジムニーにおすすめのエンジンオイルも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
私の場合は、愛車となると少しでも良いオイルを選びたくなり、少し高価な物を選んでいます。笑
新車購入から一年目ということもあり、走行距離もそんなに走ってないので、一年目はそこまで多くのメンテナンス費用はかかりませんでした。
今後は上記の他に、エアコンのフィルターの交換やエンジンルーム内のメンテナンスだったりと、少しずつメンテナンス箇所は増えてくると思います。
個人的には、愛車の寿命を長くしてあげるためにもメンテナンスは、こまめにしていきたいです。
任意保険
自動車保険についてです。
これはオーナーさんによって、かなり支払う金額に差があるのではないでしょうか。
一年間で支払った任意保険の金額は、30,620円となります。(月に約2,500円)
任意保険なので必ず入らなければいけないというわけではありませんが、もしもの事故を考えた時に念のため最低限の価格で加入しています。
オーナーさんの状況などによりますが、自動車の任意保険には等級と呼ばれるものがありまして、参考までに私は16等級です。
保険会社やプランの内容、等級によって保険料というのは大幅に変わってきますので、節約するためにも年に一度は、保険内容を見直すことをお勧めします。
実際に、一年乗って見直したところ、1,500円は削減することができました。
月極駐車場代
地方都市の月極駐車場を借りている場合です。
一年間でに払っている金額は、60,000円となります。(月に5,00円の駐車場代)
駐車場の場所は群馬県高崎市になりますが、この辺りでは相場がだいたいこのくらいです。
今後かかる車検費用について
今回は、新車で購入したジムニーを一年間乗った維持費ということなので、車検については合計金額の中には含まれていません。
そのため、今後かかってくるであろう車検費用について簡単にまとめておきます。
軽自動車にかかる車検費用は、平均で5万円〜8万円といわれいます。
購入から3年後に初めての車検がありまして、その後は2年おきに車検を通さないといけません。
時間があるうちに近所で一番安く済む業者さんを探していますが、今のところは、相場は6万円前後といった感じです。
車検費用の内訳については、簡単にまとめておきましょう。
車両重量に応じた自動車重量税
ジムニーは、軽自動車車両ですので、初年度登録から13年未満であれば、6,600円となります。
また、ジムニーシエラにおいては、普通自動車になりますので、重量も重くなってきます。
そのため、ジムニーシエラの自動車重量税は、24,600円となります。
軽自動車のジムニーと普通自動車であるジムニーシエラでは、重量税だけでも18,000円の差が出てくるのです。
2年分の自賠責保険料
自賠責保険料は、強制加入のため、必ず加入しなければなりません。
車検を更新するたびに必ず支払う費用でして、2年分をまとめて支払うため、24カ月25,070円かかります。
印紙代金
印紙代金は、車検を受け付ける際の申請書に貼る印紙となります。
業者に依頼する場合でも自分で車検を行う場合でも必要となる法定費用で1,100円となります。
業者への車検代行料
これは、簡単にいうと業者に支払う手数料になります。
そのため、依頼する業者にもよりますが、1万円程度が平均的としておきましょう。
部品や作業工賃
車検を受ける際には、検査を受ける必要があります。
この時に生じる、消耗品の交換や部品の交換などにかかる費用です。
車の状態にもよりますので、普段からメンテナンスをしておけば、節約できる部分だと思います。
法定点検費用
車検時には法定点検が必要であり、これにも費用がかかります。
法定点検の費用も業者ごとに異なりますが、2万円程度が平均的です。
点検には12ヶ月ごとの記録が必要になります。
ジムニーはお金かかるのか?
率直に言いますと、ジムニーは維持費が意外とかかってしまうと感じています。
ジムニーは他の車に比べると燃費効率が悪いため、ガソリン代が通常の1,5倍ほどかかってきます。
維持費を節約するためには、安い駐車場を探してみることや任意保険料の見直し、車検を依頼するときは、事前によく下調べしておくことで、少し削減できる部分が出てくるのではないでしょうか。
またカスタムする際には、お金のかからないカスタムを選ぶといいでしょう。
ジムニーを購入する際には維持費も想定しておくこと
今回、改めて気づいたことは、ジムニーを購入する時に車の金額ばかりを気にしていたということ。
納車してからかかってくる維持費を事前に把握しておけば、その分のお金を用意しておくなど心の準備もできますよね。
またカーローンを組むことを考えた時に維持費の金額を頭に入れておけば、月に支払えるローン代金も変わってくるのではないでしょうか。
楽しいカーライフを送るためにもお金のことはきちんと知っておくことをおすすめします。
最後まで読んでくださりありがとうございます。