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ジムニーを釣り仕様に!おすすめカスタム5選&釣り車に向いている理由

ジムニーの車体

アウトドアはもちろん、街乗りでもバッチリ活躍してくれる人気の新型ジムニー。

キャンプやレジャーはもちろん、普段使いの車としても大変優れた車です。

そんなジムニーですが、カスタムすれば釣り車として十分に使えるというのはご存知ですか?

釣りと言えば、真っ先に思い浮かぶのは「長尺なロッドは積めるの?」という疑問。

「自分の持っているロッドは積めない」、「積めても居住性を犠牲にしたくない」といった理由で、ジムニーは釣りに向いていないと思っている方もいるのではないでしょうか。

実は最近では、ロッドを積むためのカスタム品がさまざま登場しているんです。

コンパクトなゆえ釣り車としてあらゆるニーズに答えられるのか疑問符の付くジムニーでしたが、今やカスタムすることで、この問題を解決できるようになりました。

今回はロッドの積載問題を解決する釣り仕様カスタムと合わせて、快適に釣りを楽しめるカスタムも紹介します。

これからジムニーの購入を検討している方や、すでにジムニーに乗られている方の参考になれば幸いです。

出典:ジムニー 外観|スズキ

ジムニーが釣り車におすすめな理由

ジムニーシエラ

出典:ジムニー シエラ 外観|スズキ

コンパクトでオフロード性能の高いジムニーはロッドの積載問題さえクリアすれば、釣り車としてこれほど頼もしい車はありません。

ラダーフレームを搭載した本格クロカン4WDならではの高い走破性は、未舗装路を走ることが多い釣りにおいても強い味方になってくれます。

キャンプのイメージが強いジムニーですが、コンパクトで走破性の高い走りは、釣りとも非常に相性が良いのです。

さまざまな釣り場にアクセス可能な走破性

海や川、湖といったフィールドが舞台となる釣りは、河原や砂地などのオフロードを通ってポイントを目指すことが少なくありません。

普通の乗用車では戸惑うような所でも、たくさんのタックルを積んだままガンガン入って行けるのがジムニーの魅力。

4WDの安心感はジムニーならではのものです。

最低地上高の高さを活かして、人的なプレッシャーの低いポイントまで移動できれば、魚と出会える確率もグンっとアップ。

ジムニーはポイントに辿り着くまでの悪路でさえも、釣りのテンションを上げてくれるスパイスにしてくれます。

狭い道でもスイスイ行けるコンパクトなボディ

車幅がコンパクトなジムニーは狭い道に強く、スムーズかつノンストレスでポイントまで辿り着けます。

特に実感できるのは、狭い道での対向車とのすれ違いや、ポイントの新規開拓で知らない道に入る時。

特に新規開拓は、細い道の先は行き止まりなんてことがつきもの。

でもジムニーなら細い道でも無事帰って来られるという安心感があります。

ジムニーなら新たなポイントを発見できる可能性も。他の車では中々こうはいきません。

目線の高いドライビングポジションは車体の見切りが良く、安心感の一因となっています。

全幅1,475mm(JB64)、最小回転半径4.8mと小回りも効くため、狭い場所でのUターンや、ちょっとしたスペースに駐車しやすいのもジムニーの魅力です。

整理整頓しやすいスクエアな荷室

荷室が広くて整理しやすいのもジムニーの魅力のひとつです。

フラットでスクエアな荷室はタックルをきれいに収納できるため、必要なものをすぐに取り出せたり、広い開口部のおかげで楽に荷物が積み下ろしできたりと使い勝手は抜群。

リヤシートを倒したときの容量は352Lあり、助手席を倒せば長尺な荷物も積載可能です。

ラゲッジフロアは撥水性のある樹脂素材で、サッと拭くだけで汚れが落ち、手入れもカンタン。

ラゲッジスペースの床面にある開閉式のラゲッジボックスは、ワームやフック、リールなど使用頻度の高い小物を収納しておくのに非常に便利です。

ポイントの目の前で車中泊できる

車中泊できるのもジムニーのうれしいポイント。

ポイントに前乗りして車中泊すれば、朝マズメのゴールデンタイムに余裕をもって挑めます。

釣れない時間帯は横になって休憩したり、仮眠をとったりできるのも車中泊仕様の良いところ。

夕マズメに備えてしっかり体力を回復すれば、モチベーションを維持したまま釣りに集中できます。

新型ジムニーは助手席のシートを倒せば、室内長1795mm。大人ひとりが寝るには十分なスペースを確保できます。

遠征先で車中泊すれば、宿を取る必要もなく経済的です。

釣り場までの運転が楽しい

新型ジムニーをおすすめする最後の理由は、やっぱり運転が楽しいということ。

ダイレクト感のある走りと見晴らしの良いドライビングポジション、アウトドア感あふれるデザインとフォルムは、釣りに行くテンションをあげてくれます。

ともすると退屈になりがちな移動の道中も、楽しい時間になってしまうのです。

そう、新型ジムニーを釣り車として使うと、釣りに関する全ての行程が至福の時となります。

やはり釣り場には「自分の好きな車で行きたい」というのが釣り人のさがではないでしょうか。

もし釣り車としてジムニーをあきらめてしまった方がいれば、次項で紹介する釣り仕様のカスタムをぜひ参考にしてみてください。

きっとジムニーをフィッシングギアのひとつとして、とらえることができると思います。

ジムニーを釣り仕様にするおすすめカスタム5選

ジムニーを釣り仕様にするカスタムを5つ紹介します。

ジムニーを釣り車として使う時、はじめに考えなくてはいけないのが「ロッドの積載をどうするか?」という問題。

これから紹介するカスタムの中には、最長9フィートのロッドの積載が可能になるものもあります。

短いロッド、2ピースのロッド、1ピースのロッドとさまざまなパターンがありますが、ご自身の所有するロッドに合わせてカスタムすれば、より快適な釣り車に生まれ変わるでしょう。

ロッドホルダー(天井タイプ)

ロッドホルダー

出典:IF16 ロッドホルダーデュアル5 | カーメイト 公式オンラインストア本店

天井に取り付けるタイプのロッドホルダーです。

このタイプは天井のスペースを活かせるため、室内を広く使うことができます。

ジムニー純正の製品もあり、取り付けも簡単。

5フィート(1,524mm)前後がメインの渓流釣りロッドの収まりがよく、2ピースのロッドにも◎。

比較的短めのロッドと相性がいいタイプになります。

あくまで目安として参考にしていたきたいのですが、私が実際に試した結果、6フィート(1,828mm)のロッドまで積載可能でした。

正確な積載可否はご自分のロッドでのお試しをおすすめします。

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ロッドホルダー(ヘッドレストタイプ)

ロッドホルダー

出典:槌屋ヤック株式会社

助手席のヘッドレストに取り付けるタイプのロッドホルダーです。

空間を広く使えなくなりますが、天井タイプのロッドホルダーでは、長くて積載できないロッド(6フィート以上)を積むことができます。

ロッドの穂先付近をホルダーに預けるだけで簡単にセットできるため、おかっぱりのランガンなど何度も荷室から出し入れする方にもおすすめです。

私が実際に試した結果、ヘッドレストタイプは水平に真っ直ぐ入れた状態で6.8フィート(2.072mm)まで積載可能でした。

こちらも正確な積載可否はご自分のロッドでのお試しをおすすめします。

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ルーフボックス

イノー ロッドボックス290

出典:INNO(イノー) ルーフキャリア&ルーフボックス

ハマればハマるほどタックルが増えてしまう釣りでは、荷室に入り切らない荷物を逃がすことができるルーフボックスは重要なアイテムです。

ルーフボックスの利点は、車内の空間を確保できることにあります。

コンパクトなジムニーに搭載しておけば、きっと役立つシーンがあるでしょう。

特に、長尺ロッドの積載に関しては『inno if44bk ロッドボックス 290』が非常におすすめ。

最長9フィートのロッドを収納することができる待ち望まれた商品です。

2020年6月に販売開始されたこの商品は、釣り車としてのジムニーの可能性を大きく広げるカスタムを可能にしました。

「INNO ロッドボックス290」の登場によって、悩ましかった7フィート以上の1ピースロッドの積載問題はルーフボックスを取り付ければ解決できるようになりました。

ベースキャリア

Thule-Evo-RaisedRail

出典:ベースキャリア | Thule | Japan

先に紹介した「INNO ロッドボックス290」などのルーフボックスを取り付けるには、必須のカスタムになります。

ベースキャリアは見た目だけでなく、釣り車としてのポテンシャルを上げてくれるカスタムです。

ベースキャリアは車の屋根に取り付けて、ルーフボックスなどを固定するために必要な土台の役割を果たしたり、サーフボードやスキー、自転車なども固定したりすることができるアイテム。

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釣りだけでなくアウトドア全般のさまざまな積載に対応できるようになります。

釣りに関してはベースキャリアの上に、カヤックやアルミボートを固定してポイントまで移動する時に活躍します。

ジムニーを釣り車として活用するうえで、欠かせないカスタムです。

ラゲッジマット

ラゲッジマット

出典:MONSTER SPORT | JB64 JB74 ラゲッジ シート ラバー

釣り車としてカスタムするなら、外せないのが荷室をキズや汚れから守ってくれるラゲッジマットです。

ラゲッジマットを敷いておけば、荷室を直接汚す心配がないので、濡れたウェーダーや泥のついた長靴、タックルなどを気兼ねなく置くことができます。

例え汚れても簡単に汚れが落ちる撥水タイプや、丸ごと水洗いできるタイプもあり、手入れもラクラク。

耐久性の優れた樹脂製や小さく収納できるゴム製、一枚ものや分割タイプなどニーズによって選ぶこともできます。

ジムニー専用設計の商品も多数販売されており、自分好みのラゲッジマットでさりげなく個性を演出できるカスタムです。

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ジムニーを釣り仕様にする際の注意点

ジムニーシエラ

出典:ジムニー シエラ | スズキ

ロッドを積載するカスタムで釣り車として活躍間違いなしのジムニーですが、その際、注意したい点が2つあります。

ジムニーを釣り仕様にする際の注意点
  • 所有するロッドの長さに注意
  • 車内にロッドを積みっぱなしにしない

所有するロッドの長さに注意

ご自身の所有するロッドの長さによって、カスタムするロッドホルダーの選択に注意してください。

  • 天井タイプは6フィートまで
  • ヘッドレストタイプは6.8フィートまで
  • 「INNO ロッドボックス290」は9フィートまで

これがおおよその目安となりますが、可能であれば実際にロッドを積んで試してみるのが最も確実です。

いざ、積んでみたら「ロッドが長くて入らない」ということがないように、積載予定のロッドの長さをしっかり確認しておくことをおすすめします。

車内にロッドを積みっぱなしにしない

釣り仕様カスタムで、ロッドをうまく積めるようになるのは喜ばしいのですが、ロッドホルダーを使用すると、車外からロッドが見えやすくなります。

高価なタックルは車上荒らしの標的になるおそれがあり、車内に積みっぱなしにするのはあまりおすすめしません。

もし、日常的に車内保管するのなら、カーセキュリティやドライブレコーダーを利用しましょう。

また、夏は車内の温度が上昇し、ロッドを痛める原因になります。

高温環境に長時間さらされたロッドは、性能が低下するおそれがあるため、気温の高い季節は日常的な車内保管は避けたほうがいいでしょう。

ジムニーをカスタムして釣りに出かけよう!

ジムニーはロッドの積載を解決するカスタムを施せば、見事に快適な釣り車になります。

本来の特性から、釣り車としてこれ程向いている車もそうはありません。

今まで「釣り車としてどうかな?」と疑問に思っていた方も、ジムニーを釣りに使えるフィッシングギアとして、とらえ直しみてはいかがでしょうか。

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