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【2023年11月】ジムニーの納期最新情報|早まることは?キャンセル可能?

純正グリル

2018年7月5日に発売されたジムニー/ジムニーシエラは発売当初から納期が遅いことで有名ですよね。

当時は先行予約の段階でジムニーで1年、ジムニーシエラで1年6ヶ月の納期となり、とても話題になりました。

現在の納期はどれぐらいなのでしょうか?

私は自動車業界に勤めているので、職業柄このような情報を集めるのは得意です(笑)

取引のあるスズキディーラーの営業スタッフさんからの情報や、販売台数のデータからジムニーの納期を解説します!

【2023年11月更新】先月のジムニーの販売台数

ジムニータイヤ
毎月のジムニーの販売台数は全国軽自動車協会連合会にて発表されています。

先月のジムニーの販売台数は、3,515台速報が発表されました。

引き続きかなり人気のある車種であると言えます。

過去のジムニーの販売台数は以下の通り。

年月 販売台数(台)
2020年 1月 2,559
2月 2,336
3月 2,081
4月 1,231
5月 2,046
6月 3,551
7月 2,330
8月 3,257
9月 4,704
10月 4,406
11月 4,344
12月 3,801
2021年 1月 3,887
2月 4,138
3月 5,719
4月 3,512
5月 2,511
6月 2,360
7月 1,623
8月 1,812
9月 2,736
10月 1,994
11月 4,652
12月 4,478
2022年 1月 3,656
2月 3,725
3月 5,177
4月 2,508
5月 2,881
6月 3,933
7月 3,323
8月 3,347
9月 3,978
10月 3,220
11月 3,071
12月 2,586
2023年 1月 2,740
2月 3,118
3月 3,859
4月 3,267
5月 3,170
6月 3,956
7月 3,434
8月 2,851
9月 3,515

ジムニー/ジムニーシエラの納期最新情報

ジムニーイベント
現在のジムニー/ジムニーシエラの納期は、おおよそ1年です。

ジムニーの納期
  • ジムニー:およそ1年
  • ジムニーシエラ:およそ1年

仕様やグレードによって前倒しになることがあり、早ければ10ヶ月ほどで納車できる場合やレアケースでもっと早くなることも・・・。

ジムニーシエラは発売当初、納期が1年半だったので、現在は約6ヶ月ほど短縮されたと言っていいでしょう。

ジムニーの納期が長い理由

そもそもなぜジムニーの納期はここまで長くなったのでしょうか?

それはジムニー自体の価値と、社会情勢の大きな変化によるものだと言えます。

考えられる理由を5つ紹介するので、ご覧ください!

どうしてジムニーの納期は長いの?
  • スズキでも予想外の売れ行き
  • 完成検査不正のリコール
  • パンデミックの影響
  • 半導体不足
  • 生産台数の限界

スズキでも予想外の売れ行き

先行予約を開始した段階で、スズキディーラーにはジムニー目当ての人が殺到しました。

この中には往年のジムニーファンだけではなく、初めての車購入でジムニーを選ぶ人や女性客も数多く含まれています。

元々ジムニーはオールドユーザーの割合が多く、一定の層で根強い人気を博していました。

ですが新型ジムニーは流行に逆らった斬新なデザインにより、若年層やライトユーザーからも支持を得られるようになったのです。

新型ジムニーは街乗りでの使用感にもこだわって作られているので、乗りやすさも人気に
拍車をかけているのでしょう。

スズキにとってはこれが嬉しい誤算となりましたが、しわ寄せは納期に影響してしまいました。

完成検査不正のリコール

2019年4月18日にスズキは新車における完成検査に不正があったとして、リコールを発表しました。

国内で過去最大規模のリコールだとニュースでも取り上げられ、記憶に新しい人が多いと思います。

この大規模リコールにより検査工程が厳格化(正確には正常化)され、製造から工場出荷までに大幅な時間がかかってしまいました。

外出自粛の影響

2020年から世界的に猛威を奮っている感染症の影響は、自動車業界にも大ダメージを受けています。

東南アジアなどにある部品の取引先工場が稼働停止になったことで部品の調達ができなくなり、国内全工場が閉鎖する事態にまで発展しました。

また工場内でも感染者が発生したことにより、浄化作業などで数日間工場が稼働しないこともあったのです。

部品が来ない、工場が動けない、これでは納期はどんどん伸びてしまいますよね。

ジムニーを購入した人の中にはおおよその納期が決まっていたのに、更に納期が延長されてしまった人もいるのではないでしょうか?

半導体不足

世界では昨今、「半導体不足」に悩まされています。

半導体とはあらゆる電子機器に使われる部品のことで、自動車では各センサー類やコンピュータ、ナビゲーションなど数え切れないほどの半導体が使用されています。

たとえば、新型ジムニーで標準装備されているLEDヘッドライトも「発光ダイオード」と呼ばれる半導体を使っている部品のひとつです。

自動車は半導体の塊と呼んでも過言ではありません。

半導体がなければ部品が作れない、つまり車が作れない状況ということです。

とくに最近はナビゲーションの生産が遅れている状況で、先に車だけ納車してナビは入荷したら後付けにすることもあります。

このようにオプション品だけ遅れている場合は「先に車だけ納車」ということもできますが、車体に関わる部品が遅れると納期は大幅に遅れてしまうのです。

生産台数の限界

今現在のジムニーの生産効率は100%で、限界までフル稼働しています。

ではなぜジムニーは生産に時間がかかるのでしょうか?

スズキの車、とくに乗用車は同じ部品を使用している箇所があったりするので、同じ工場で生産しても効率がいい体制が取れています。

しかしジムニーはスズキの中では特殊で、他車種と共通している部品はかなり限られているのです。

なのでジムニーは専用の生産ラインが設けられています

最近では生産ラインが増設されたため、多くの台数を生産できるようになっているそうです。

ですが新規ラインのトラブルや、前述した部品供給不足によって大幅な納期解消には至っていないのが現状です。

ジムニーの納期が早まることはある?

JA11
結論からいうと、納期が早まることはあります!

スズキの営業さん曰くキャンセル車両が回ってきたときなど、想定より半年近く早まるケースもあるそうです。

納期短縮は営業さんでもギリギリまで知らされないらしく、色・仕様のなどのパターンは予測できません。

「滅多にないことなのであまり期待しないでほしい」と営業さんは仰っていました(笑)

こちらの方はディーラーからいきなり連絡が来て「明後日には完成する」と知らされたそうです。

具体的な色や仕様までは分かりませんが、おそらく全グレード共通色だったのでしょう。

キャンセル待ち(多分)を手にすることができたようです。

おめでとうございます!

ツイート主さんは代金の用意が済んでおらず、現在乗っている車の売却を急ぐなど忙しそうでした。

お金と心の用意は6ヶ月くらい前からしておいたほうが良さそうですね。

ですが代替えの場合はどうしても忙しくなってしまいそうです・・・。

こちらの人も大幅な納期短縮がされた超ラッキーな人です。

おめでとうございます!

コメント欄からこの方の購入者の仕様は

  • 車種:JB64
  • グレード:XC
  • 色:ジャングルグリーン
  • ミッション形式:5MT

であることがわかります。
XCでも全グレード共通色でMTの場合だと納期が早まる可能性があるかもしれませんね。

ジムニーの納期が長いのでキャンセルする際の注意点

「ジムニーの納期が長すぎて耐えられない!」という人もいると思います。

1年以上の納期は気持ちを冷めさせてしまうには充分な時間です。

そこで選択肢として出てくるのが「キャンセル」です。

キャンセルをするときに気を付けなければならないことを4つ紹介します。

ジムニーのキャンセルについて
  • キャンセルってできるの?
  • 一方的な都合ではキャンセルできない場合もある
  • キャンセルの相談は早いに越したことはない
  • キャンセル料が発生する場合も

注文後もキャンセルってできるの?

結論から言うと、契約が成立していなければキャンセルできます。

一般的に契約成立は「自動車の登録がされた日」となることが多いです。

自動車の登録とは車台番号が確定し、販売店が陸運局に届け出をした日のことを言います。

もっと簡単に言うと、車が完成して車検証発行の手続きをした日と考えてもいいでしょう。

メーカーに発注をしていても、車ができていなければキャンセルができるという理屈です。

ただし購入販売店によっては契約成立のタイミングが違う場合があるので、注文書と同時に渡される約款を確認しましょう。

また発注の申し込みと同時に前金として「申込金」を支払っている場合でも、契約成立前であれば返金されます。

一方的な都合ではキャンセルできない場合もある

契約成立後(車が登録された後)は、一方的な都合でキャンセルはできません。

一方的な都合とは一般的に

  • 納期が長いから
  • 別の車を買ってしまったから

などが考えられます。

「納期が長い」については契約前にわかっていたことです。

さすがに無理がありますよね。

しかしやむを得ない都合だってあるでしょう。

たとえば

  • 怪我や病気で車に乗れなくなってしまった
  • 身内の不幸などで経済的に車を買えなくなった

など購入者本人にとっても歯がゆい事情だってあります。

その場合はすぐに購入した営業さんに相談しましょう。

キャンセルの相談は早いに越したことはない

少しでもキャンセルを検討している人は、すぐに販売店に連絡しましょう。

絶対に後回しにしてはいけません。

契約成立前も成立後も関係なく、すぐに話し合いをするべきです。

キャンセル料が発生する場合も

契約成立後にキャンセルをする場合、キャンセル料を請求されるのが一般的です。

キャンセル料は、契約破棄によって販売店が被った損害額の請求と考えればわかりやすいです。

販売店(約款)によって金額が変わるので相場らしいものはありませんが、登録手続きに必要な諸費用、または車両価格の20%が一般的だと思います。

申込金を諸費用分として支払っている人は手続きを終わらせることができますが、キャンセル料によっては追加で支払いをする必要があるので気をつけましょう。

しっかり営業さんと話し合いをしてくださいね。

ジムニーの納期に関する口コミ

ジムニーの納期について、どのような情報が飛び交っているのでしょうか?

Twitterで情報を集めてみました!

やっぱり納期が長すぎる…


このお二方のやり取りを見るに、受けた案内はやはり「納期1年以上」。

代替え車の2年後の車検時期まで見据えて考えているようで、1年クラスの納期に足踏みをしてしまっているようです。

2年の月日はあまりにも長く、人生は何が起こるか分かりません。

少しでも納期が短くなって、ジムニーが買いやすい世の中になることを願うばかりです。

人気殺到で中古車の価値が上昇!

新型ジムニーは人気が高く納期が長いため、すぐに手に入る中古車の価値が高まっています。

11か月待ちで納車された人も!

こちらの方はついに念願のジムニーが納車されたそうです。

その期間11ヶ月。

本当におめでとうございます。

そして我慢の11ヶ月お疲れさまでした。

楽しいジムニーライフをお過ごしください!

待った分納車したときの喜びは大きい

約1年の納期って果てしなく長いですよね。

楽しみにしている分、体感時間は倍以上に感じるものです。

でも納車されたときはとてつもなく嬉しくなりますよ!

前述のように納期が早まる可能性もあるので、いつでもお迎えに行けるようにしっかり準備をしましょう!

カスタム欲が強い人は納車後すぐに車いじりができるように、納車前にパーツを揃えたり工具をかき集めたりして臨戦態勢に入っておきましょうね!

ジムニーハックでは新型ジムニーの納期についてはもちろん、カスタムパーツについての記事も取り揃えています。

納車までの間にぜひ読んでいただいて、カスタムのイメージをしてみてください!

納車後はもちろん安全運転で、ジムニーを大切にしてあげてくださいね!

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