「車の顔」とも言えるのが、フロントグリルです。
このフロントグリルを変えるだけで、同じ車でもイメージがガラリと変化します。
ジムニーのカスタムパーツはもともと多く販売されていましたが、現在新型ジムニーのパーツはさらに種類が増えてきています。
その中でも気軽にカスタムすることができるのが、フロントグリル。
今回は、数あるフロントグリルの中からどう選ぶのか?お勧めのフロントグリルを紹介していきましょう。
ジムニーのフロントグリルの選び方
まずはジムニーオーナーである私が、ジムニーのフロントグリルの選び方を解説します。
- スポーティーかつ性能重視で選ぶ
- デザインを重視して好みで選ぶ
- 敢えて純正グリルのままにする
スポーティーかつ性能重視で選ぶ
上記の写真のフロントグリルは、見た目は、純正と比較するとシンプルでスポーティーなデザインになっています。
なおかつデザインがメッシュタイプということで、車の冷却効率を高くする役割を果たしてくれます。
冷却効率とは簡単にいうと、エンジンの温度を下げることによってエンジンを守ってくれること。
エンジンの温度が高いと車の故障に繋がります。
見た目も重要だけど、とにかく車に負荷をかけたくないというオーナーさんには、メッシュタイプのフロントグリルをお勧めします。
デザインを重視して好みで選ぶ
フロントグリルの社外品は、本当に数多く販売されています。
Amazonで検索しても数千円のグリルから6〜7万円のフロントグリルが売られています。
各メーカーそれぞれ特徴があるので、同じ車に乗っていてもフロントグリルが変わるだけで、随分と車の表情が変わってきます。
例えばデザインによっては、レトロ感や可愛い表情にしてくれるフロントグリル。
反対にコンパクトな軽自動車には、とても見えないほど、カッコ良く高級感を引き出してくれるグリルもあります。
また初代ジムニーや他の車のフロントグリルをオマージュしているグリルもあります。
フロントグリル一つカスタムするにしても老若男女、人それぞれ好みがあります。
敢えて純正グリルのままにする
個人的には、樹脂で出来た純正フロントグリルがすごく好きです。
実際にジムニーに乗り始めてから、1年半ずっと純正フロントグリルを楽しんでいました。
最近、純正グリルから他のグリルに交換しましたが、またいつか純正パーツに戻る日が来るだろうと思っています。
またこの純正のグリルをボディーカラーに合わせて塗装している人も多くいます。
塗装費用だけで済み、さりげなく変えていて、オリジナリティーが出るのでおすすめです。
実は中心に付いている”S”のエンブレムを外したり、ブラックに塗装するだけでもグリルの雰囲気は変わってきます。
ジムニーのフロントグリル人気ランキング7選
ジムニーにおすすめのフロントグリルを7つ厳選しました。
それぞれ紹介していきます!
- JAOS:フロントスポーツカウル
- APIO:ヴィンテージアイアングリル
- オートルビーズ:スズスポグリル
- DAMD:The ROOTS
- DAMD:JIMNY ”little D.”
- REIZ:フロントグリル クロームメッキ仕上げ
- スズキ:純正オプションフロントグリル
JAOS:フロントスポーツカウル
JAOSといえば、アフターパーツマーケットメーカーとして後に巻き起こる4WDブームの先駆けともなりました。
YouTubeの取材でJAOS本社にいきましたが、カッコよくカスタムされている4WDの車が、ずらりと並んでいてとても魅了されました。
並んでいたすべての車は、社用車と従業員が普段通勤に乗っている車だとおっしゃっていたのが印象に残っています。
そんな技術的にも信頼度の高いJAOSから販売されているのが、スポーティータイプのフロントグリル。
純正と比較するとすっきりとしたデザインになっており、ワンランク上の素材を使用してかなり拘って作ったそうです。
”フロントスポーツカウル”は、同じデザインでJB23専用設計も販売しています。
実は、JAOSは、私のようなYouTuberの取材を初めて受けてくださいました。
また実店舗も存在しないということですので、気になる方は、ぜひYouTubeも合わせて参考にしていただければ幸いです。
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APIO:ヴィンテージアイアングリル
スズキジムニー専門ショップとして評価の高いAPIO。
洗練されたデザインの良さと性能がとにかく高いのが、魅力的です。
ジムニーを知り尽くした人間だからこそが、作れる魂が込められたカスタムパーツ。
その中で、ヴィンテージアイアングリルは、素材がスチールで作られているので、強度も高く、ヴィンテージ感をうまく引き出してくれます。
カラーは、2種類から選択でき、半艶黒とシルバーがあります。
このフロントグリルのデザインは、フラットなセンターリブですので、センターに好みのエンブレムを取り付けられます。
エンブレムも昔の”SUZUKI”のロゴタイプや筆記体タイプと好みによって選べます。
女性のオーナーさんで、筆記体のSUZUKIエンブレムを付けている人をよく見かけます。
もちろん、エンブレムなしにしても、ヴィンテージアイアングリルのデザインの良さが目立つので良いでしょう。
オートルビーズ:スズスポグリル
ファッション性を求めるならツートンカラーのスズスポグリル。
こちらのフロントグリルは、黒単色、もしくは、2種類の塗装に塗り分けることが可能。
黒単色の場合が、スポーティーなイメージになり、色をツートンカラーにするとレトロ感があり、カジュアルな雰囲気を出してくれます。
オートルビーズは、鳥取県に本店がありますが、2021年春に静岡県に2店舗目がオープンしました。
とてもオシャレなデモカーが店頭には置いてあり、各パーツも直接見ることができます。
お近くの方は、ぜひ足を運んでみてください。
DAMD:The ROOTS
最近、私自身がカスタムしたフロントグリルが、こちらの”DAMD The ROOTS”です。
初代ジムニーLJ10をオマージュして作ったという歴史さえも感じるフロントグリル。
横にラインが3本入っていて、中心が三角に膨らんでいるため、立体感があるのが特徴。
私は、これを車体のボディーカラー、スペリアホワイトに塗装してもらいました。
カクカクした形の新型ジムニーに合わせることで、雰囲気は、「外車のヴィンテージ商用車感!」を出してくれます。
この雰囲気に完全に一目惚れし、気に入っていた純正グリルを交換しました。
DAMD:JIMNY “little D.”
出典:DAMD Inc.
こちらも同じくDAMDのJIMNY “little D.”というフロントグリル。
上記の写真の通り、ディフェンダーをオマージュしてデザインしたそうです。
素材は、スチール風に見えるため、重厚感のあるフロントグリルです。
このグリルは、存在感が非常にあるので、タイヤや車高をリフトアップするととっても映えます。
ジムニーシエラにカスタムしている人をよく見かけます。
少しワイドなシエラと相性の良いフロントグリルです!
ハイセンスのDAMDは、ジムニー以外にもスズキのハスラーやダイハツのタフトなど他の車も多数手掛けています。
今ブームでもあるアウトドア雑誌にもよく掲載されているので、車業界以外でも注目されているメーカー。
REIZ:フロントグリル クロームメッキ仕上げ
出典:ハイクオリティカスタムパーツブランド Revier/Reiz(レヴィーア/ライツ)
クロームメッキに仕上げているのが、REIZのフロントグリル。
デザインは、純正フロントグリルのメッキ仕上げという印象。
メッキにすることで、高級感のある表情へと変化してくれます。
しかも、純正エンブレムをそのまま取り付けることが可能。
下記の写真は、ドレスアップタイプのフロントグリル。
こちらの商品も同じくREIZから販売。
メッキ鏡面仕上げのアクセサリーを貼るだけで、イメージチェンジし、楽しむことができます。
スズキ:純正オプションフロントグリル
人気が高いのが、定番の純正オプショングリルです。
こちらはジムニーを注文する際に、オプションパーツとして選ぶことができます。
もちろん、納車後でもカスタムすることが可能。
フロントグリルのカラーはメタリックグレーに塗装してあるので、レトロ感あります。
また純正の樹脂フロントグリルと比べると、スポーティーなイメージ。
エンブレムは、昔のロゴタイプ『SUZUKI』と入るのが、さらに魅力的。
上記の写真は、オプションフロントグリルをブラックに塗装してあります。
ブラックにすることで、ボディーカラーのグレーとブラックのツートンカラーになり、締まった雰囲気にチェンジ。
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ジムニーのフロントグリルでよくある質問
最後に、ジムニーのフロントグリルでよくある質問に回答します。
- フロントグリルの交換費用は?
- 塗装するのにかかる値段は?
- フロントグリルの交換は難しい?
- やっぱり本体と同色がおすすめ?
フロントグリルの交換費用は?
ジムニーのフロントグリル交換にかかる費用は、数千円というのが相場です。
工場によっても費用は変動すると思うので、事前に問い合わせてみることをおすすめします。
塗装するのにかかる値段は?
純正フロントグリルを塗装する場合にかかる費用は、2万円前後が平均的といわれています。
中には、ご自身でDIY塗装される方もいらっしゃいます。
チッピングスプレーを使用して、塗装するならば、簡単に塗装できて、すぐに元の色に戻せるので安心です。
また、メーカーのフロントグリルを購入するときに塗装をお願いした場合は、各メーカーで料金は、異なります。
参考までに私が、フロントグリルをDAMDで購入した際、ボディーカラーに合わせて単色塗装してもらいました。
その際にかかった費用は、およそ1万円ほどで済みました。
フロントグリルの交換は難しい?
フロントグリルの交換は、車のカスタムの中で1番簡単だといわれています。
実際に初心者の私は、DAMDの方と一緒に交換作業を行いました。
細かい手作業が多く、力を使う場面といえば、純正フロントグリルを外す時だけです。
普段、スーパーで買った荷物を自分で運んでいる人であれば、余裕でできます。
とはいえ、初心者ですし、車の作業に慣れていないということもあり、作業時間は、3時間ほどかかりました。
作業に不安な人は、車屋さんに工賃を支払って交換してもらうのも良いと思います。
やっぱり本体と同色がおすすめ?
車体のボディーカラーとフロントグリルの色を合わせている人は、実際に多いです。
それは、なぜかというと同系色に塗装すれば、間違いなくマッチして似合うからです。
ただし新型ジムニーに限っては、純正フロントグリルがブラックなので、黒に塗装する人も多いのではないでしょうか。
またオートルビーズのスズスポグリルのように、ツートーンカラーのグリルも、ファッション性があって魅力的ですよね。
好きな車を乗っているオーナーさんの好みだと思うので、それぞれのフロントグリルがあって良いと思います。
ぜひ、自分好みのフロントグリルを見つけてみてください。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
ジムニーできるだけレトロな感じにしたいんですよねぇ~フロントグリルも変えたいなー🤔
— にゃんマール@BUCK-TICK/今井寿イマキチ/猫 (@kkevxi) August 20, 2022