今回の記事は、このような人たちにおすすめです。
- ジムニーの購入を考えているが、乗り心地の悪さで迷っている
- 現在ジムニーに乗っているけど、乗り心地を改善したい
2018年にスズキからジムニーは、20年ぶりにフルモデルチェンジして新型ジムニーが発売されました。
旧モデルジムニーと比較すると、乗り心地はかなり良くなったと言われています。
しかし他の車種と比べてしまうとまだまだ劣っているのが現実。
オフロード走行に強い四駆車なので、乗り心地が悪いというのは仕方ありません。
見た目もかっこいいからこそ、街乗りとしてジムニーを乗るとしても保有したい人は多いですよね。
そこでジムニーを実際に乗っている私が、ジムニーの乗り心地が悪いと感じる理由と乗り心地を良くする方法を解説したいと思います。
ジムニーの乗り心地が悪いと感じる理由4つ
まずはジムニーJB64を保有している私が、ジムニーの乗り心地が悪いと感じる理由について伝えていきましょう。
新型ジムニーの乗り心地を感覚的に言うならば、”ユラユラとフワフワ”します。
私がジムニーの乗り心地が悪いと感じる理由は、以下の通りです。
- 少しの段差で上下に揺れる
- カーブを曲がるときに横揺れする
- 走り出しがもたつく
- 他の車種と比較するとブレーキの効きが悪い気がする
それでは詳しく解説していきましょう。
少しの段差で上下に揺れる
1つ目の理由は、運転していると少しの段差でも上下に揺れてしまう。
そのため常に頭の先が、ふわふわと微妙に揺れているような感覚。
平坦な道なのにマンホールを通るだけでも揺れることがあります。
ジムニーは車高が高いため、特に揺れやすいのかもしれません。
山道なんかを走っているときは、ユラユラと揺れすぎて子供が車酔いしてしまうなんてこともあります。
カーブを曲がるときに横揺れする
2つ目はカーブを曲がる際に車体が横に揺れることです。
ジムニーは軽自動車で車体がコンパクトな上に車高が高いので、どうしても揺れやすい構造です。
またJB64の場合、軽自動車なのにタイヤとホイールのサイズが大きいため、さらに乗り心地を悪くしているのかもしれません。
実際に外から車体を手でゆするだけでも車体は、ユラユラと左右に揺れるくらいです。
走り出しがもたつく
3つ目の理由は、走り出しがもたつくことです。
他の車と乗り比べると一目瞭然です。
走り出しが、重くスピード出るまでに少し時間がかかります。
高速道路を走行している時は、特に感じるかもしれませんね。
他の車種と比較するとブレーキの効きが悪い気がする
4つ目の理由は、ブレーキの効きが悪く感じることです。
これは特に不満はない人も多いと思います。
しかし気になる人はとても気になるようです。
私は初め気づきませんでしたが、他の車種を運転した時に驚くほどに感じました。
ジムニーのブレーキは少し重いような感覚があります。
特に沢山荷物を積んでいるときやルーフラックなどを装着した際は十分に注意が必要です。
ジムニーの乗り心地の悪さを改善する対処法6つ
ジムニーの乗り心地を良くする方法を紹介します。
- 車高はそのままダンパーを交換する
- ボディ補強のエントリーパーツ『ストラットバー』
- RECARO(レカロ)シートに交換する
- スロコンを取り付けて走り出しレスポンスUP
- レインボーオートアルフィンドラムでブレーキの制動力アップ
- ノーマルタイヤのままカスタムをしない
ジムニーの購入を迷っている人や乗り心地を改善したいという人、ぜひ最後まで読んでください。
方法1:車高はそのままダンパーを交換する

1つ目の改善する対処法は、車高はそのままにしてダンパーを交換することです。
ジムニーの乗り心地を改善させるのに圧倒的な改善方法は、足回りのカスタムです。
足回りのカスタムというと車高を上げてリフトアップするというイメージがあります。
通常リフトアップするということは、よりオフロードの性能性を上げるために行うカスタムです。
しかし実は街乗りメインの人向けにリフトアップをせずに一部の部品を交換する方法があります。
それはショックアブソーバーという部分を社外品に交換するだけで乗り心地は良くなります。
ショックアブソーバーをより良い物に交換した時の効果は、しっかりとした乗り心地となり、まさにフワフワとした揺れが軽減されます。
またノーマル車高のままで良いので、低コストで済むのも魅力的。
ここでショックアブソーバーについて、おすすめのメーカーを3つ紹介していきます。
ぜひ参考にして頂けると幸いです。
※今回はノーマル車高のみ交換可能です。JB64用・JB74用など車種によって商品は異なります。
ご購入の際は事前によくご確認ください。
メーカー1:ビルシュタイン
1つ目のメーカーはドイツの高性能サスペンションメーカー。
ポルシェやフェラーリにも純正採用されているのもあり、信頼度も高いです。
メーカー2:JAOS(ジャオス)
2つ目におすすめのメーカーはJAOSです。
4WDのアフターパーツメーカーとして歴史のあるメーカー。
こちらのショックアブソーバーは、14段階式でご自身で簡単に調節可能な高性能なダンパー。
そのため普段の街乗り、高速道路、オフロードなど道路状況に応じていつでも調節できます。
メーカー3:4×4エンジニアリング
3つ目は国内オフロードメーカーの4×4エンジニアリング。
今までの経験とノウハウで作り上げた新型ジムニー専用設計のショックアブソーバー。
ノーマル車高からリフトアップ30mmまで対応可能というのが、魅力的です。
JAOSと同じく、14段階調節ダイヤルが付いているため、自分好みの乗心地にすることができます。
方法2:ボディ補強のエントリーパーツ『ストラットバー』
2つ目の改善対処法は、ボディ補強のエントリーパーツ『ストラットバー』です。
こちらはエンジンルームの中に一枚の板のような物を取り付けることによって、ボディーの歪みが抑えられます。
ボディーの歪みが軽減されると、コーナーを曲がる際のユラユラとした揺れが抑えられ、乗り心地の改善に繋がります。
エンジンルーム内のドレスアップとしても効果的です。
今回は、CUSCO クスコ ストラットバーを紹介します。
CUSCO(クスコ)といえば、車高調・サスペンションの専門パーツメーカーとして有名。
こちらの商品はエンジンルーム内の補強パーツとして、定番中の定番というだけに効果は抜群です。
価格としても他のカスタムと比較するとお手頃な価格ですので、気になるなら試してみる価値あり。
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方法3:RECARO(レカロ)シートに交換する
RECARO(レカロ)シートに交換することで、乗り心地はかなり良くなります。
レカロのシートはプレミアムシートメーカーと呼ばれているほど有名です。
人間工学と着座性能を追求し「疲れにくいシート」として世界中からも高い評価を受けています。
レカロのシートは種類が豊富なため、ご自身の体型に合ったシートを選ぶことをおすすめします。
方法4:スロコンを取り付けて走り出しレスポンスUP
スロットルコントローラーを取り付けることで走り出しが滑らかになります。
これはスロコンと呼ばれる電子制御式スロットル。
スロコンを取り付けることで、加速の滑らかさだけでなく燃費の向上にもつながります。
色々なメーカーから販売されていますが、それぞれメーカーによってコンピューター内容に違いがあるようです。
おすすめのスロコンを2つ紹介しますので、参考にしてみてください。
シーエルリンク
ジムニーに力を入れているシーエルリンクのスロコンです。
以前YouTubeでも紹介されていました。
PIVOT
安心で信頼のあるPIVOTのスロコンです。
実際に取り付けている人を多く見ます。
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方法5:レインボーオートアルフィンドラムでブレーキの制動力アップ
5つ目の改善対処法は、ジムニーのブレーキの制動力をアップさせたいという人におすすめなこちら。
レインボーオートオリジナルアルフィンドラムは、ハヤシレーシングと共同開発で実現した商品です。
純正のブレーキは鉄製ドラムが約4,933gなのに対し、アルフィンドラムは約2,579g。
軽量化を図ることで、ブレーキの制動力のUPはもちろんのこと、ジムニーの燃費向上にもつながります。
個人的に見るとブレーキの部品を交換するというのは、かなり上級編という感じがします。
しかし車の運転がしやすくなり、乗り心地がよくなるということには間違いありませんね。
方法6:ノーマルタイヤのままカスタムをしない
6つ目の改善対処法は、ベストな乗り心地の良さを保つためにノーマルタイヤを履くということです。
上記で紹介したカスタムに加え、さらにタイヤはノーマルのままでいること。
おそらくジムニーの乗り心地を一番よくする方法だと思います。
ジムニーのカスタムの中でタイヤを交換する人は、非常に多いと思います。
私自身もまず一番にカスタムしたところでした。笑
しかしタイヤのサイズを大きくしたり、MTタイヤに交換することは、燃費も悪くなるし乗り心地は当然ながら悪くなります。
ジムニーの乗り心地を良くしてカーライフを楽しもう
ジムニーの乗り心地の悪さにもしも悩んでいる人は、ぜひ上記のことを一つでも良いので試してみてください。
今回はリフトアップせずに乗り心地を良くする方法を書きました。
ジムニーのリフトアップについては、メーカーによって乗り心地を改善できる商品もあります。
足回りのカスタムは、色々なメーカーからリフトアップキットが販売されています。
それぞれ商品には特性がありますので、事前によく調べてプロの方に相談することをおすすめします。
個人的には新型ジムニーは価格のわりにスペックの高い車だと感じています。
確かに乗り心地の悪さには、多少の不満はあるけれど、そんなに気にしていないというのが本音です。
ぜひ皆さんで楽しいカーライフを送りましょう。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。
現行のジムニーは興味本位で乗る人が多いからはやくに降りる人が多い。ジムニーはやっぱり心から好きな人じゃないと長く乗れないよな。でも現行ジムニーは乗り心地いいよ、マジで。
— 大吉 (@daidarabottiku1) August 21, 2022