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ジムニーが大学生におすすめな理由4つ|最高のキャンパスライフを!

オフロードカスタム

大学生くらいの年齢になると、免許を取って運転の楽しさを知ったり、仲間と遠出をしてアウトドアをして遊んだりする人が増えてくると思います。

そんな大学生にはジムニーがとてもおすすめです!

この記事では現役自動車整備士である私が、大学生にジムニーがおすすめできる理由を解説していきます。

理由1:維持費が安い

ジムニーの車体

出典:ジムニー 外観|スズキ

ジムニーは軽自動車なので、普通乗用車より税金などの維持費がやすいと言われています。

では新型ジムニーと新型ジムニーシエラで、差が大きい税金にはどのようなものがあるのでしょうか?

代表的な税金を2つ、簡単に解説します。

またジムニーの維持費について詳しくは、『ジムニーの維持費はどのくらい?1年所有してわかったリアルな金額を公開』をお読みください。

自動車税

自動車税は1年に1回、毎年5月頃に支払う税金です。

税額は車の排気量ごとに設定されていて、排気量が多くなると税額は上がります。

新型ジムニーと新型ジムニーシエラで税額を比較すると、ジムニーは10,800円

ジムニーシエラは30,500円となり税額の差は大きいです。

軽自動車は昔と比べると税額は上がってしまいましたが、小型車以上の排気量と比べるとまだまだ安く済むと言えますね。

重量税

重量税は車検時に払う税金で、車検証に記載されている車両重量によって税額が変わるシステムです。

さらに初年度登録から13年経過、または18年経過している車は増税されていきます。

ジムニーの場合は軽自動車なので、重さに関係なく一律の税額です。

初年度登録から13年未満の場合は6,600円で、13年経過は8,200円。

18年経過した場合は8,800円となります。

一方ジムニーシエラは車両重量が1,070kg〜1,090kgなので、基本税額は24,600円です。

さらに13年経過で34,200円になり、18年経過で37,800円まで増税します。

以上のことからジムニーを買ったほうが重量税は圧倒的に安いことが言えますよね。

ジムニーの重量税
  • ジムニー:6,600円~
  • ジムニーシエラ:24,600円~

任意保険について

自動車保険には、自賠責保険と任意保険の2種類があります。

自賠責保険は強制保険のなので加入が義務付けられていますが、任意保険の加入はあくまでも任意です。

大学生は運転歴の浅さや年齢などの理由で事故率が高く、保険料は高く設定されてしまいます。

大学生に限らず若い年代で、維持費削減のために任意保険に加入していないという人をたまに見かけます。

自賠責保険の補償の範囲は対人のみなので、相手の車や自分の車の修理費はもちろん相手の物に対する補償はありません。

対人の場合でも、相手を死亡させたり後遺症を負わせた場合は、自賠責の支給額だけでは足りなくなります。

足りない金額は自腹を切るしか無いのです。

任意保険であれば対人でも対物でも補償を受けることができるので、自腹の心配はありません。

事故は誰にでも起こりうるものです。

なので自分が大きなリスクを背負う前に、任意保険は必ず加入しましょう!

理由2:場所を選ばずにどこへでも行ける

ジムニーと雪道
ジムニーといえば季節や環境に関わらず、雪道だって走行できるのが最大の特徴ですよね。

この特徴はアウトドアを始める大学生くらいの年代にはピッタリだと思います。

ではなぜジムニーはどんな場所へも行けるのでしょうか?

以下の3つにまとめました。

本格的な4WD

大学生にもなると行動範囲が広がって、いろんなところへ遊びに行く機会が多くなると思います。

ジムニーであれば海・山・ウインタースポーツなど、場所を選ばず車一台で安全に行くことができます。

レンタカーで行くのと自分の車で行くのでは、自由度が圧倒的に違うのです。

軽自動車で場所を選ばない走破性は、ジムニーでしか得られないでしょう。

長距離でも疲れにくい

今までのジムニーは「運転すると疲れやすい」というイメージがあり、長距離運転はあまり向いていないと言われていました。

ですが新型ジムニーはフロントシートが上質になり、ゆったり座れます。

ジムニーで高層道路を走ることだって可能です。

シート幅も従来より70mm広がり、窮屈感はありません。

私も仕事で運転する機会があり、率直に言うと「乗用車と変わらないな」と思いました。

また、走行中のハンドルのブレを軽減するステアリングダンパーが装備されたことにより、高速道路でも安定して走れます。

頑丈なフレーム

ジムニーのフレームはラダーフレームと呼ばれ、はしご状のフレームの上に車室を載せている構造です。

一般乗用車のモノコックボデーと違い、とても頑丈に作られています。

なので山などに行ったときに車をぶつけてしまっても、多少のことでは走行不能にはなりません

理由3:運転歴が浅くても安全に乗れる

ジムニーのインテリア

出典:ジムニー|スズキ

昔はジムニーを街乗り目的で購入する人よりも、オフロード走行目的で買う玄人ドライバーが多い印象でした。

しかし新型ジムニーはオフロードだけではなく街乗りでも乗りやすく、どんな人でも安全に乗れるように改良されています。

大きなポイントを3つ紹介しましょう!

セーフティサポート

セーフティサポートは、新型ジムニーから導入されたスズキの予防安全技術です。

フロントガラス上部に装備されたデュアルセンサブレーキサポートにより、事故を未然に防いだり、万が一事故が起きたときに被害を抑えたりする機能があります。

ほかには誤発進抑制機能により、アクセルペダルの踏み間違いによる衝突事故を予防する機能が備わっています。

これなら運転経験が少ない人や、初めてのマイカーの人でも安全に運転できるでしょう。

セーフティサポートについては『ジムニーの安全装備をまとめてみた|セーフティサポートは必要?』詳しくまとめているので、もしよろしければ読んでみてください!

運転視界が良い

ジムニーは車高が高く、実際に座ってみると遠くまで見渡せる視界の良さがあります。

さらにAピラーを立てたようなデザインになっているので死角も減らしています。

またフロントドアトリム前部に段差をつけてドアガラスが少し広くなりました。

このデザインによりドアミラー下部に装備されたサイドアンダーミラーが見やすくなり、助手席側下部の死角もカバーされます。

新型ジムニーは死角を徹底的に潰して、街乗りでもオフロードでも安全に運転できるように設計されているのです。

坂道でのサポート

ジムニーには上り坂発進時の後退を防ぐヒルホールドコントロールと、下り坂での加速を抑えるヒルディセントコントロールが標準装備されています。

ヒルホールドコントロールは発進時にブレーキペダルを離すと、約2秒間車が後退するのを防いでくれます。

MT車でもしっかり装備されているので、大学生など運転経験が少ない人でも余裕を持って発進操作ができますね。

ヒルディセントコントロールは下り坂時にブレーキを自動制御して、加速を抑えることができます。

コントロールスイッチをONにしてトランスファレバーを4Hか4Lの状態で作動させることができます。

エンジンブレーキだけでは加速が抑えられない場合や雪道での下り坂など、経験と技術が必要な場面で活躍してくれます。

理由4:豊富なカスタムアイテム

JA11
ジムニーはカスタムパーツが数多く出回っていて、高級な物もあればリーズナブルな物もたくさんあります。

つまりカスタム遊びの入り口が広い車なのです。

どのようなパーツがあるのか、以下の2つにまとめました!

純正アクセサリーパーツ

純正アクセサリーパーツにはナビやドラレコはもちろん、ジムニーで遊びに行くためのアウトドアグッズも取り扱っています。

例えばバックドアから展開できるカータープや室内に釣り竿を収納するロッドホルダー、用途に合わせてアタッチメントを変えられるベースキャリアなど品揃えは豊富です。

外装パーツも種類が豊富で、ボディに貼るデカールだけで4種類あり、スペアタイヤカバーのデザインも8種類用意されています。

また運転に不慣れな人でも安心できるように、バックアイカメラも装備できるようになっています。

ただし、純正ナビを購入する必要があるので気をつけましょう!

ジムニーのアクセサリーカタログを載せておくので、ぜひ読んでみてください

社外パーツ

ジムニーといえば社外のカスタムパーツが多いことで有名ですよね。

好奇心旺盛な大学生の人は車いじりに夢中になってしまうでしょう。

社会人ほどお金は持ってないので、最初はチョイカスタムを積み重ねていくのをおすすめします。

そして社会人になったら金額のかかりやすい外装や足廻りを変えていくのが理想的ですね。

バイトでためた貯金をカスタムのために回すというのも、やりがいがあっていいと思います。

ただし無理はしないでくださいね!

お金のかからないカスタムについては、『ジムニーの貧乏改造カスタムおすすめ5選|低予算で最高にかっこよく!』でまとめています。

ジムニーでキャンパスライフを楽しもう!

新型ジムニーはアウトドアでの利便性だけではなく、街乗りでも安全に乗れるようにデザインされた車です。

カスタムも豊富で個性を出しやすく、ひとつのファッションとしても活躍してくれます。

大学生のみなさん。

ジムニーでたくさんの場所に行って、素敵な思い出をたくさん作ってくださいね!

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