ジムニーの貧乏改造とは、低予算でジムニーカスタムを楽しむことです。
特に古い中古ジムニーを購入し、DIYを中心に改造することを指すことが多いです。
ただし新型ジムニーが発売されてからというもの、老若男女問わずカスタムするオーナーさんたちが増えました。
その背景を踏まえ、この記事では新型ジムニーにおすすめの低予算カスタム5選を紹介します。
自分の車をカスタムすることによって、より一層オリジナリティが出て、車への愛着もアップすること間違いありません。
一度ジムニーのカスタムを味わってしまうと、この面白さはもう誰にも止められないでしょう。
ジムニーの貧乏改造が人気である理由
貧乏改造というと少し聞こえが悪いようにも思いますが、ジムニーといえば改造=カスタムというイメージが根づいています。
それは軽自動車ということもあり、おもちゃ感覚で車遊びをする大人たちが多いのかもしれません。
まずは低予算でできる貧乏改造が人気の理由を見ていきましょう。
コストをかけずにDIYカスタムを楽しめる
一昔前に「貧乏チューン」という言葉が流行りましたが、これがジムニーの面白い所だと思います。
現在は少し違った意味のDIYカスタムになりますが、自分でDIYをして好みの仕様に変えているオーナーさんが多く目立ちます。
実際のところ私も車内に折りたたみ式テーブルをDIYで作っています。
また私の周りにはこんな人もいます。
- ホームセンターに売っているイレクターパイプを上手に使って、ルーフラックを作った人
- 100円ショップの材料で、車内に天井収納棚を製作した20代女性
そんなオーナーさんたちに車を見せてもらうと、とても誇りを持って嬉しそうに話してくれる人ばかりです。
もはやお金のない貧乏人なんかではありません。
自分だけのアイデンティティある特別なジムニーをまさに誇らしく思っているのです。
ジムニーのカスタムパーツはとにかく豊富
他の車種に比べると、断然多くカスタムパーツが世に出回っているのがジムニーです。
フロントグリル一つにしてもいろいろなメーカーから販売しているので、自分好みのグリルを選ぶ楽しみもありますし、数年後にはまた別のグリルに変えてみるなんてことも可能です。
カスタムパーツからアクセサリー用品まで、価格帯は高額なものから安価なものまで、販売されているので低予算でも十分なカスタムが叶えられます。
純正のパーツを上手に活用しながらごく一部のパーツを交換する人もいれば、足回りからほぼ全ての部分を交換する人もいます。
どこをどう変身させるかイメージを膨らませながら、自分だけのジムニーを仕上げていくのは非常に楽しみを感じます。
ジムニーの貧乏改造カスタムおすすめ5選
それでは、具体的に低予算で最高にかっこ良く仕上げるカスタムを紹介していきましょう。
通常の場合、まず車に必要な工具を揃えることが車のパーツを交換する際には重要です。
しかし私がおすすめするカスタムでは、ほぼ特別な工具は必要ありません。
簡単でかつ低予算でカスタムすることができるというメリットがあります。
おすすめ1:ホイールをラバーチッピングスプレーで塗装
純正のホイールを活かして、好みの色に自分で簡単に塗装することができます。
ラバーチッピングスプレーを使用することでスプレーの種類にもよりますが、艶消しのマットを選ぶと凸凹した無骨な質感を出すことができ、さらには簡単に剥がせて元どおりに戻せるため安心して使用できます。
エンブレムやオーバーフェンダー、ホイールハウス部分なども塗装ができ、安くて簡単にイメージチェンジできるのでオススメです。
注意点としてはラバーチッピングスプレーで塗装するときは、用途によってスプレーの種類も変わってくるということ。
使用する際はよく確認してから使用することをおすすめします。
おすすめ2:タイヤのロゴをマーカーでホワイトレターに変身!
タイヤにはメーカーのロゴが入っていますが、通常のタイヤは黒のロゴになります。
ロゴが白いタイプのタイヤがあり、これをホワイトレターと呼んでいます。
ホワイトレターのタイヤは昔アメリカで流行り、その後まもなく日本でもその人気は定着したそうです。
タイヤをホワイトレターにすることでオフロードタイヤやリフトアップなど、カスタムされてた車はもちろん、フルノーマル車に合わせても雰囲気をガラリと変えてくれます。
最近ではおしゃれなキャンパーたちの間でもとても人気だそうです。
そこで自分のタイヤもホワイトレターにしてみたい人には、ホワイトマーカーでロゴの部分を白く塗るというテクニックがあります。
この時の注意点として、事前にタイヤの油膜をパーツクリーナーなどでしっかりと拭き取ってから作業を行ってください。
また一度塗っても汚れたり色が落ちたりしてしまうので、こまめに塗り直す必要はあります。
これで簡単に憧れのホワイトレタータイヤに変身することができます。
おすすめ3:サイドマーカーをLEDライトに交換
私自身が初めて自分の車のパーツ交換をしたカスタムが、サイドマーカーの交換です。
車初心者さんや女性でも簡単に交換することができます。
特別な工具を揃える必要がないので、工具を持っていない人にもおすすめです。
純正のサイドマーカーはオレンジのライトが付いています。
私の車のボディカラーはホワイトなのでクリアタイプのLEDライトを選びましたが、スモークタイプのLEDライトも販売しています。
サイドマーカーをクリアのLEDライトに変えたことで、車全体にナチュラル感が増しました。
スモークライトに交換すると一気に締まった雰囲気になり、かっこ良さが一段階アップします。
サイドマーカーLEDライトは様々なメーカーから販売されていますが、価格帯やカラー、デザイン的にもシンプルでおすすめなのがモーターファームのサイドマーカーLED ライトです。
お手軽にしかも自分でカスタムできるので、私はここからカスタム欲が一気に湧きました。
おすすめ4:給油口をオシャレにカスタム!人気ガラス製フューエルリッド!
今まで紹介したカスタムに比べると少しだけ予算が上がってしまいますが、今ジムニー界で人気爆発中の「honest」さんから発売されている「ガラス製フューエルリッド」を紹介します。
とても人気な商品なので、販売開始とともに毎回秒殺で売り切れるらしい…。
ジムニーでは今まで見たことのないオシャレでかっこいいフューエルリッド。
こちらは現在、ジムニーJB64/JB74とJB23用のガラスリッドが販売されているそうです。
またガラスリッドに合わせて人気の商品が、純正のガソリンキャップにつけるシリコン製のリングです。
値段もリーズナブルですし、ガラスリッドから見えるカラフルなリングがアクセントになるので、毎日給油口を覗きたくなるような気分にさせてくれます。
「実際に取り付け方はどうなの?」というところですが、実はとても簡単です。
工具はメガネレンチを一本用意をしてもらえれば純正の給油口を外してガラスリッドに交換するだけで完成します。
私の知り合いではこのガラスリッドに交換して、さらに自分で小さなLEDライトを中に仕込み、まるでショーケースのように見える給油口を楽しんでいる人もいます。
おすすめ5:上手にヘッドレスト収納を自作
ジムニーは後ろ座席をフラットにしているときに、ヘッドレストの置き場に困るという人が多いのではないのでしょうか。
もちろん「ジムニー ヘッドレスト 収納」というワードをネットで検索してもらうとわかる通り、、様々なヘッドレストホルダーが販売されています。
こういうのを購入してしまうのも考える手間が省けるのでありですが、工夫次第で簡単に実用的にいくらでも自作することができます。
上記の写真のヘッドレストの置き場です。
これは『エーモンOGCエクステンション フックヘッドレスト用』をフロントのヘッドレストにかけてヘッドレスト置き場を作りました。
非常に簡単ですし、このフックは本来ならば荷物を固定するために、活用するフックになっているためヘッドレストをかけない時には荷物の固定などに使用することができます。
とっても簡単でかつ実用的なので非常におすすめです。
ちなみにこちらのエーモンOGCのブランドは、「アウトドアを楽しむ、車を楽しむ」ユーザーさんに特化した、おしゃれでかっこいい車用品が低価格で販売しているため、コストをかけずにかっこ良くおしゃれな車に仕上げることができます。
もちろんOGCのオンライショップはありますが、オートバックスやジェームスなどの車用品店でも販売している店舗があるので、お近くにあればぜひ寄ってみてください。
ジムニーを貧乏改造する時の注意点・コツ
出典:ジムニー 外観|スズキ
ジムニーを貧乏改造をするときに気をつけていただきたい点は、決して貧乏くさいと自分で思わないことです。
「どういうこと?」って思うかもしれませんが、お金をかけずに最高にかっこ良く見せるためには仕上がりが大事なのです。
整っていてとにかく綺麗でなければなりません。
例えば自分で塗装をするときは、事前にしっかりと汚れを落とすなどのひと手間をかける必要があります。
安価な商品を選ぶときには、しっかりとリサーチしてから購入しましょう。
安易に購入してしまうと、結局気に入らず後から買い直したりと余計なコストがかかってしまうこともあります。
ジムニーは低予算でもカスタムできる!
ジムニーといえば、昔も今もカスタムする車として大人気です。
納車して終わりではなく、乗り始めてからカスタムという新たなお楽しみが待っています。
自分の愛車を少し工夫してカスタムすることで、オリジナリティを出すことができ、まさに世界に一つだけの車になることができます。
しかもジムニーはお金をかけずに、低予算でかつ最高にかっこ良くカスタムすることが十分に叶えられる車です。
どうかジムニー乗りの皆さんが充実したジムニーライフを送れますように。
またジムニーの購入を考えている人がいれば、絶対に後悔しない最高に楽しませてくれる車だということを自信を持って伝えたいです。
おはようございます🌞
ジムニーの貧乏DIYが大成功した時の私 pic.twitter.com/xUQozfs3U0— ジン (@JING_jimny_JB64) November 25, 2021