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ジムニーにおすすめの牽引ロープ5選|必要な強度は何トン?収納可なものも

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ジムニーではドレスアップ目的や実用性を兼ねて、牽引フックを装備しているユーザーは多いと思います。

ですが牽引フックだけでは、ただのドレスアップで終わってしまい宝の持ち腐れになってしまいます。

牽引ロープがあれば、スタック車を安全・確実にレスキューすることができるのです。

市場にはさまざまな牽引ロープが販売されているので、どれを買えば良いのかわからないですよね?

この記事では現役自動車整備士の私が、牽引ロープの選び方とおすすめの牽引ロープを5つ解説します!

牽引フックについては『ジムニーにおすすめの牽引フック5選|選び方から取り付け方まで解説』をお読みください。

ジムニー向け牽引ロープの選び方

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牽引ロープは想定される用途に合わせて選ばなければ壊れてしまったり、いざという時にレスキューできない状況になってしまいます。

牽引ロープ選びに確認すべきポイントを4つにまとめたので参考にしてください。

牽引ロープの選び方のポイント

ロープのタイプで選ぶ

牽引ロープは大きく分けて3種類に分類されます。

それぞれメリット・デメリットがあるので、用途に合わせて購入しましょう。

各3種類の特徴は以下の通りです。

ベルトタイプ
  • メリット:軽量で丸めて保管できるので、収納に困らない
  • デメリット:牽引中車間距離が近くなりすぎると、ベルトがたわみ地面に擦ってしまう
伸縮ベルトタイプ
  • メリット:ベルトに伸縮性があり、引っ張られた時の衝撃を軽減する
  • デメリット:ベルトの伸縮により救出車は徐々に動き始めるので、コントロールが若干難しい
ワイヤータイプ
  • メリット:頑丈なワイヤーでダイレクトに引っ張ることにより、スタック車を確実に引っ張り上げることができる
  • デメリット:引っ張られた時の衝撃が大きく、救出車側にはアクセルコントロールなどの技術が必要

長さは4〜5mが丁度いい

牽引走行中は車間距離を5m以内にキープしなければなりません。

なので一番伸びたときの長さが5mのロープであれば、故障車側も余裕を持って運転できるでしょう。

また牽引走行中はロープに30cm四方の白い布を付けなければならないので、注意が必要です。

カラーリングはなるべく明るめの色を選ぼう

牽引作業や牽引走行は昼間だけとは限りません。

夜間に牽引する場合もあるのです。

カラーリングは好みでいいとは思いますが、夜間での視認性を考慮するなら蛍光色などの明るめの色が望ましいと考えられます。

もし牽引している2台の間に、ロープに気づかず車が割り込んできたら大事故に繋がりかねませんから、ロープは見えやすいに越したことはありません。

ジムニーの牽引ロープの強度はどのくらい必要?

結論から書きますと、牽引ロープの破断強度は12トンがおすすめです。

牽引ロープにはそれぞれ「破断強度」が設定されています。

単位はkgやトンで表され、救出車と故障車の車両総重量の合計の重さまで耐えられるというものです。

ジムニーの車重は約1トン。

他のクロカン車やSUVは約2〜3トンだと考えれば、破断強度5tあれば充分だと思いますよね?

ただしあくまで破断強度は、平面舗装路での使用を想定した場合の数値なのです!

雪道でスタックした車をジムニーで救助するときは、想定を遥かに超える勢いや衝撃が必要になり、瞬間的に5トンを上回ります。

もちろん破断強度を上回れば、牽引ロープは切れます。

引っ張られた状態で切れたロープは大暴れするので、お互いの車は傷つき、近くに人がいれば確実に大怪我をするでしょう。

なので破断強度は余裕をもって12トンの物を選ぶ必要があります。

ジムニーにおすすめの牽引ロープ5選

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では実際牽引ロープにはどのような商品があるのでしょうか?

数ある商品の中で私がおすすめする牽引ロープを5つ解説します!

ジムニーにおすすめの牽引ロープ5選
  • C.L.LINK 牽引ロープ
  • Wellz 牽引ロープ
  • YANT 牽引ロープ
  • Ohuhu 牽引ロープ
  • TiCoast 牽引ロープ

C.L.LINK 牽引ロープ

C.L.LINK製牽引ロープは通常の伸縮ゴムに加えて、高硬度のポリエステルコアを採用しています。

そのため従来品よりも安定性が高く、高耐久です。

長さは4.8mで扱いやすくカラーリングも豊富で、幅広いユーザーニーズに応えることができます。

また収納袋が同梱されているので、保管にも困りません。

値段は8,778円とほかの商品より少し高額ですが、ブランド力、品質はかなり良いです。

迷ったらこの商品を買っておけば間違いないと言えるでしょう。

注意点は類似品が多く、ほぼ同額で流通していることです。

メーカーも注意文を出している程ですから、かなりの被害があるようです。

間違えないよう、商品説明や出品元についてよく調べる必要がありますね。

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Wellz 牽引ロープ

Wellz製牽引ロープはC.L.LINKと同様の伸縮ベルトタイプです。

最大破断強度は14トンで、小型のトラックなどの幅広い車種に対応できるスペック。

またスタック車のレスキュー時でも余裕のある牽引能力を発揮してくれるでしょう。

カラーリングはオレンジの一色ですが、昼夜問わずはっきり視認できるデザインです。

前述のC.L.LINK製のロープと違いカラーバリエーションや品質に違いはありますが、値段は5,980円で買いやすい値段と言えるでしょう。

幅広い車種への対応や、予算を低く抑えたいひとにおすすめできる商品です。

YANT 牽引ロープ

YANT製牽引ロープは車載にも便利なベルトタイプです。

破断強度は8トンで、相手が乗用車であれば問題なく使用できるでしょう。

長さは5mで充分な長さですが、伸縮しないロープなのでたわみで地面に接触しないように注意する必要があります。。

また外れにくいU字シャックルフックが同梱されているので、安全に作業ができるでしょう。

さらに軍手も付いてくる優しさが良いですね。

値段は約1,500円という圧倒的安さ!

緊急時の為にとりあえず買っておこうという人におすすめです。

UYTON 牽引ロープ

UYTON 牽引ロープは、YANT製同様のベルトタイプの牽引ロープです。

破断強度は9トンで、乗用車での牽引であれば対応できます。

また車だけではなくボートやビーチカー、クレーン車にも対応しているので、別のアウトドアや仕事で使う人におすすめです。

ベルト部は高品質なポリエステル糸を使用しているため、耐老化性・耐紫外線・耐摩耗性に優れています。

カラーリングはオレンジで、ロゴが入っているのでデザインもオシャレです。

TiCoast 牽引ロープ

TiCoast 牽引ロープはスチール製のワイヤータイプの牽引ロープです。

頑丈なワイヤーで牽引するので力が伝わりやすく、スタック車のレスキューにおいて最高の性能を発揮します。

ワイヤーが伸び切った瞬間にアクセルを踏みすぎると衝撃が激しいので、技術と経験がある人におすすめです。

ベルトタイプとは違い細くかさばりにくいので、ツールボックスに入れておいて困らないのもポイントですね。

ベルトタイプと合わせて買えば、どんな状況でも困らないでしょう。

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ジムニーの牽引ロープの収納はどうすれば良い?

牽引ロープはフックやロープが頑丈なので、意外と重いしスペースを取るアイテムです。

ジムニーだとスペースが限られてしまうので、収納には困りますよね。

私のお客様で一番多いタイプは、ツールボックスを買ってその中に緊急工具とまとめて保管しています。

一つのケースにまとめれば管理もしやすいし、忘れることもないので非常におすすめです。

また牽引ロープの商品の中には、保管用の収納袋も同梱しているものもあるので、購入の条件として探すのも良いと思います。

ジムニーの頼もしさを見せつけてやりましょう

気になる牽引ロープは見つかりましたか?

ジムニーには環境を選ばず故障車をレスキューできるだけの性能があります。

友人でも知らない人でもガンガンレスキューをして、頼もしいあなたの愛車を惚れさせてやりましょう!

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